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葛藤と逡巡と妬みと嫉みと
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 息子の小学校で開催されている学芸会に行って来た。正式には「学芸発表会」と言って、この学校では「展示」(図工で作った作品など)と「発表」(劇とか歌とか)が一年毎交互に行われる。正式名の通り今年は「発表」なので、子供達の劇や合唱を鑑賞する事に。

 僕も含めての事なのだけれども、親というのは、こと自分の子供に関しては盲目になってしまうらしく、座席の確保方法など、かなりの自己中心的な行動の列挙に嫌気がさしてしまった。細かくは書かないけど、必要以上に場所取りの為に荷物を置いて、座れない人が多数……。ま、気持ちは解るケドね。

 ハイビジョンなビデオカメラが台頭してから久しい為か、スチルカメラ(いわゆる「写真」ね)はごく少数派のよう。やっぱり動いている子供の姿を撮りたいよね。でも、今日僕は、D90でスチルに徹した。奥様がいれば奥様にビデオ撮影を頼んだのだけれど、あいにく今日は奥様は仕事だった。どうもビデオの撮影というのは性に合わないというのか……。まあ、ようは上手く撮れないだけなんだけど(かと言ってスチルが上手と言う訳でもないのが悲しい現実)。でも、合唱の部分はD90の「僕は使わない」と公言した動画機能でビデオも撮影した。使ったことがないので、めちゃくちゃ戸惑ったけどね。

「かちがちゅくちゅかでちゃんちゃいでちゅ」からすでに7年……。未だ息子は幼児体型から脱却しきれていないが、劇などを観ているとわずかながらにも成長の証しがちらほら。子供達の劇のストーリーも凝っていて(どんでん返しの後、大どんでん返しがあったのでビックリ)、結構楽しめた。

 順番で行くと来年は「展示」となるので、図工の得意な我が息子の成長を作品で確かめてみたいなどと未来に思いを馳せる親バカっぷりを秋空の下発揮させてみた午後のひとときだった。





Nikon D90+
AiAF NIKKOR 35mm F2D
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6G (IF)

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 昨日は何故かもの凄い疲れていて、家に帰って来るなり寝てしまいました。疲れてるのかな? それとも……。

 やっと今日、ネガを現像に出してきました。フィルム現像のみとCD焼き付け。
 ところがここで大誤算で、まず、ラボに送るので450円の送料を負担お願いしますと言われてしまい、一瞬迷ったけれども、いまさら「じゃ、やめます」とも言えず承諾。そうしたら今度は、白黒フィルムはCDに焼けないと後で電話が掛かってきて、さすがに「なぁ~にぃ~」って感じ。けれども、もう出してしまってるのでとりあえずフィルム現像だけお願いしました。フィルム現像だけで幾らになるんだろう? ラボへの送料負担って……、昔はカラーもラボに送っていたけど、送料負担なんてありませんでした。つまりフィルムを使っている人が今は極端に少ないって事でしょうね、ラボから写真屋さんへの定期便が無いって事でしょうね。特に白黒フィルムの現像なんて、今や、白黒フィルムは自家現像する人ばっかりナンでしょうね。

 CD焼き付け(というか、デジタルデータ化)については、最初、フィルムスキャナー買わなきゃダメか? と思いましたが、フィルムスキャナーは製品が少なくてしかも値段がめちゃくちゃ高い。で、ネットで調べたら、東北の方に安価でCD化してくれる所を見つけたので、そこに頼むつもり。そう考えるといったい白黒フィルム現像するのに幾らかかるんだ? って感じになってしまう。と、言うことで、CD化(というか、デジタル化)はその東北のショップにお願いするとして、むしり取った衣笠の髪……、もとい、昔取った杵柄で、フィルム現像は自家現像する決心をした。自家現像するには機材が必要で、以下はその覚え書き……。


1.現像タンクは、昔はキング製のベルト式を使っていたが、ムラが良く出たので、今回はLPLのステンレス式を買う。現在発売されているのは、蓋がプラスチック製みたいだけれども、オールステンレス製の方がカッコイイので、中古をオークションかなんかで探す。

2.昔は(学校では)なんでもミクロファインで現像していたけど、僕はどちらかというと硬質の写真が好きなので、コダック推奨のD-76処理をするつもり。まだ調べていないので良く解らないが、もし粉末の出来合いのが売ってなかったら、図書館に薬品の調合法があったはず(事実友人は自分で調合していたと思う)なので、それを参考に薬局で薬品を買ってきて自分で調合する。

3.停止液は家が酢臭くなるので、水にする。

4.印画紙現像には手を出さない事にする。

 ということで、上手くいくか、乞うご期待と言うわけであるのです。

 上記の理由により、OM-1でモノクロ写真は、アップがそうとう遅くなると思います。すいません(っていうか、誰も期待したないだろうけど……)。

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 この相良藩(さがらはん)という焼酎、めちゃくちゃ美味いです。義兄に頂きました。感謝です。でも、もう、殆ど残っていません。残念。

 以前、「OM(この写真のカメラ)を肴に酒を飲む」と書きましたが、その、「カメラを肴に酒を飲む」と言うのが、意味が解らないという事を言われました。えーっとですね、説明すると、本当にカメラをおつまみに食べる訳でなく(あたりまえだ。ガッちゃんじゃない)、カメラを眺めながら、いじりながらお酒を飲んで、まったりとした時間を過ごすと言う意味です。モノ好き、酒好きの両刀使いの方ならご理解頂けるかと……。まあ、気持ち悪いっちゃあ、気持ち悪いですがね。そこら辺は自覚してますので、ご心配なく。

 OM-1に関するエントリで、もう飽き飽きしてるかもしれないですが、もう少しお付き合い下さい。
 
 僕がOMシリーズと出会ったのは、中学校1年生の時でした。中学入学と同時に写真部に入部して、その時はキャノンのAV-1(かな?)を使っていたのですが、当時バスケ部(後日写真部に入部し副部長にまで上り詰める)なっく氏の影響で、オリンパスOM-10を購入しました。先輩達はカメラメーカーはバラバラ(ニコンが多かったかな)だったのに、僕と同年代は何故か僕以外全てオリンパスだったので、仲間内でのレンズの使い回しとかも考えて(イヤラシイ)の購入でした。



OLYMPUS OM-10
(オリンパスのHPより転載)



 で、このOM-10、中学2年生夏休みの北海道一人旅の時、突然ぶっ壊れて(親を)一念発起(させて)購入させたのが、当時のオリンパスのフラッグ・シップ機、OM-4でした。今考えると、貧乏な我が家において、もの凄い我が儘を言って買わせたと思います。親父と一緒に新宿のヨドバシカメラに行って買って貰ったのを今でも鮮明に覚えています。モータードライブなんかつけちゃって、秒間5枚でバシャバシャ撮ってました。親父に感謝……なのですが、このOM-4、社会人2~3年生の時に会社のそばの写真屋にモータードライブの修理に本体ごと出してそのまま忘れてしまい、気が付いた(思い出した)時にはその写真屋さんは潰れてなくなってしまっていたのでした。なんて親不孝なんでしょう。



OLYMPUS OM-4
(オリンパスのHPより転載)



 そんなこんなで写真から離れて10年以上。
 ある日突然写真熱が沸々と再燃し、そんな気持ちをブログに書き殴ったら、SR(オートバイ)仲間のKEIさんからOM-1を譲って貰いました。KEIさんは……、職業書いたらまずいかな、ま、いわゆる写真を扱うプロの方で、OM-2も所有していて、OM-2もあるし、OM-1は殆ど使わなくなったからと、ワインダー(巻き上げ機。モータードライブのようなもの。モードラよりはフィルムの巻き上げ速度が遅い)と50mmF1.4のレンズも付けてくれました。プロの方の機材なので、保管状況はサイコー。OM-1の持病と言われるプリズムの腐食も無く、もう、KEIさん家の方角に足を向けて寝ることが出来ません。そう言う経緯で、この僕の2コ下の年齢の彼女は僕の手元にやってきたのです。



OLYMPUS OM-1
(オリンパスHPより転載)



 OM-4を使っていた若かりし当時は、OM-1、2の古くさいスタイルが実は好きではありませんでした。現代的な形のOM-4カッコイイぜ! サイコーだぜ! と思っていました。しかし、この歳になってOM-1を見ると、なんというか、カッコイイではなく、「美しい」と思うのです。このカメラのカタチが。なので三人称はやっぱり「彼女」でしょうね。
 で、メカニカルな部分も良いです。OM-4のように、まるで「光の支配者」かのような精密なマルチスポット測光が出来る機械を使っていたせいで余計感じるのかも知れませんが、もう、測光はおおらかです。なんて言うのかな、OM-4の細かいデジタル表示のファインダー内の露出表示にくらべ、OM-1は針が一本。OM-1が「そんな気張らずに、写真(光)を楽しみなさいよ」と、言っているかのようです。



OM-1のファインダー内
左に露出表示の棒がある。棒が水平になれば適正露出。



 現在、メインで使ってるレンズは、KEIさんから譲って頂いた時に付いていた、50mmF1.4と、その後中古で購入した28mmF3.5の二本。望遠系もズームを何本か買いましたが全て失敗。というか、この2本で僕の場合は運動会とかのイベントを撮影しない限り全て賄えてしまいます。多分、これ以上のレンズを必要としないでしょう……と書きつつ、ネットでさんざんお世話になっている、カメラ関係にも造詣の深い石墨さんのブログ(こちら)で紹介されていた40mmF2も、気になって気になって仕方ありません。OMシリーズが気になる方は、この石墨さんのブログをご覧下さい(直リンクはこちら。※石墨様>直リンクまずかったらご連絡下さい)。惚れますよ、そのOMシリーズの深さに。

 と、言うわけで、カメラについて(OMについて)久し振りに熱く暑く語ってしまいましたが、これが、僕がカメラを肴に酒を飲める理由でもあります。もしかしたらOM-1の小さな「カシャン」と言うシャッター音でご飯が3杯食べられるかも知れません(いや、マジで)。

 で、オマエは36枚フィルム撮りきったのか? って疑問がお残りでしょうが、皆さん……。
 今日、撮り終わりましたよ。
 明日現像に出してきます。

 でも、そろそろフィルム現像の機材揃えるかな……。

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 ちょっと夜勤とかやると、もう体内時計が完全に狂って、どうにもこうにもならなくなっています。そろそろこういう突然の不規則勤務がなくなれば良いんでしょうが、18年勤めて未だに一番の下っ端なのだから仕方ありません。愚痴っていないで下っ端の自由を謳歌しようと思っています。

 というわけで、昨日は一日中寝ていて、何もしませんでした。せっかくのお休みなのになんだか勿体ない。金曜日の夜勤はもの凄く休日を1日損した気になりますね。でも、今日は少し夕方から散歩しました。もちろんOM-1を携えて。

 結果、未だに一本目のフィルム撮り終わってません(泣
 自分の撮影枚数の少なさに驚きますね。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるって言うくらいだから、沢山撮ればそれこそ1枚くらいは良いショットがあるかもしれないのに……。
 でも、あと4枚で終わりです。
 今度からは24枚撮りにしようかと思っています。ま、一旦現像から上がってきて出来を見てですね、まあ、お金を掛けてもいいかなって感じだったら続けられる事でしょう。





Nikon D90+AiAF NIKKOR 35mm F2D

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 大人の事情で今日は代休。
 お昼から新宿へ散歩に行く。もちろんOM-1を携えて。

 今日でフィルム終わってしまうかな? なんて思っていたらさにあらず、2時間の散歩で撮影枚数12枚。お金掛かっているとドンだけ撮影枚数少ないんだ?

 で、夕方から息子のサッカークラブの見学で飛田給へ。
 OMを持って行くか、D90を持って行くか大いに悩むが、すぐに日没となる時間だったので、感度を自由に設定できるD90を持って行くことに。
















 このとき撮影した枚数2時間で32枚。

 お金掛からないとなったとたん倍以上の撮影枚数かっ!!


Nikon D90+AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR

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 みんな出掛けて一人だった。

 お昼にお腹が空いたので冷蔵庫を漁るとベーコンがあったので、パンを買いに行くついでにOM-1を持ち出し、少し写真を撮った。
 綺麗なまでの青空で空気は爽やか。まるで高原のような陽気だった。
 パン屋でバケットを買い、途中の酒屋でワインを一本買い帰宅。ベーコンをフライパンで焼いて遅めの昼食をゆっくりと摂る。




 食事が終わって暫くすると、息子がサッカーの練習から帰って来た。すでに日が沈むのが早くなって久しいが、まだまだ明るい時間帯。息子と一緒に散歩に出ることにした。もちろん相棒のOM-1を携えて。

 今回、フィルムが感度400のトライ-Xが装填されている。レンズは50mのf1.4。迂闊だったのはこの組み合わせで晴天下ではかなり絞り込まないと写真が撮れない事だ。せっかくのf1.4レンズなのに、なんだか勿体ないような気がする。だから学生の時はネオパンSS(感度100)をメインで使っていたのかも知れないな、と思った。当然、デジタルカメラではないのでフィルムの途中で感度を変える事など出来ない。今度はバイクみたいな名前の100TMAXにしてみようかな。





 デジタルのようにじゃぶじゃぶと連射で撮るわけにも行かない(1枚1枚にお金が掛かっているのだよ、フィルムは)ので1枚を息を殺すかのように慎重に撮る。貧乏性である。
 シャッターを落とすごとに脳内で現像して脳内プリントを行って写真の出来を想像する。これがもの凄く楽しい。脳内では最高傑作が何枚も撮られているのだ。しかしこれが、現像から帰ってくると、脳内プリントとのギャップに愕然とする事になるのだが……。ま、それも楽しいのだ。銀塩写真は毎回毎回がラストチャンス。出来を想像しながら撮るこの楽しさは何者にも代え難い。また偶然に「こりゃだめだな」と思っていたショットが素晴らしい出来だったりするのだから、写真はやめられまへんな(なぜに関西弁)。





 ちょっと自分でも笑ってしまったのだが、写真を撮った後、何故かカメラを持ち上げて、カメラの背面を見てしまう。何故だろうと思ったら、デジタル一眼のプレビューを見る癖が残って、あるはずもないモニタを見るためにカメラの背面を見ているのだ。似たような事はコンタクト・レンズを初めて使った時にもあって、あるはずも無い眼鏡のフレームを無意識に親指で持ち上げる仕草をしていた事が良くあった。実はその癖は未だに残っていて、僕が無意識に親指を鼻頭に当てたら、それはエア・メガネである。癖と言うのは恐ろしいモノである。

 とりあえず、今日は日没までで14枚ほど撮った。デジタルだったら、多分30枚以上撮っているだろう(デジタルの場合最低同じカットを2枚撮るのだ)。いまだ現像していないから出来は全く未知数だが、脳内では傑作が一杯あって、今から楽しみである。恐らく現像から上がってきたらガッカリする事になるだろうが。


Nikon D90+AiAF NIKKOR 35mm F2D

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誕生日:
1972/11/25
職業:
会社員
趣味:
多数
自己紹介:
 若い頃は転々と職を変え、一時は教習所の教官を経験するも、結局古巣の建設業に戻り、現場監督から、現在は設計者に。
 酒と煙草と家族と亀を愛するアラフォー万年平社員。

 そして職歴と同じようにブログも転々とし、三度地面の下から復活。殆ど時事ネタを書かない、情報としては全く価値のない私的な内容を送る、読んでも全くタメにならない、どーしよーもないこのブログへようこそ。

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