今回、箱根を旅行するに当たって、「箱根フリーパス」と言うのを使用することにした。これは、小田急線の新宿から箱根湯本までの往復の運賃(ロマンスカー特急料金は除く)と箱根圏内での、登山電車やロープウェイやバス(区間限定)が乗り降りし放題という、けっこうお得な切符だ。詳しくは箱根フリーパスのHPを見て貰うとして、僕たちはこれにロマンスカーの特急券を加えて旅に出ることにした。たまたまセミコンパートメント(半個室)の席が取れたので、4人でゆったりと箱根湯本まで食事を取りながら、おおよそ1時間半の旅を、まるで「世界の車窓より」のように楽しんだ。
箱根湯本に着くと、息子とお決まりの電車とのショットを撮って、一服するために一旦駅から出る。
箱根湯本と言えばこの光景でしょう。駅前はだいぶ雰囲気が変わってしまい、少々残念だけれども、この駅を横から眺める風景は変わらず。
しかし、残念ならがら、土砂降りの雨。雨男の本領発揮で家族から大ブーイングだが、めげずに先に進むことにする。
再び箱根湯本の駅にもどり、ここからは箱根登山電車へ。
実は僕はこの箱根登山電車に乗るのは生まれて初めて。どんなモノなのかワクワクしながら乗る。
三回のスイッチバック(急な斜面を登るため、進行方向を逆転して進むこと)をして、やって来ました彫刻の森美術館。実はここへは15、6年前にオートバイで夫婦でやって来た事がある。しかし当時は閉館時間ギリギリに来てしまい、ほとんど中を見ることが出来なかった。今回はそのリベンジも兼ねているのである。
入り口の横に出口のトンネルがあって、そこには「Where is miffy?」とあった。ミッフィーが何処かにいるのか? 一瞬考えたが、取りあえず園内を進むことに。相変わらず大雨だ。
園内を雨の中グルグル回って、やって来たのはピカソ館。以前は観ることが出来なかったので、今回は絶対来たかったのだ。10年以上越しの念願が叶った瞬間。
当然の事ながら、館内は撮影禁止なので、写真は無いけれども、ピカソの最後の奥さんと写った白黒写真群がとっても良かった。美術センスのない僕にはピカソの作品群はあまり理解出来ないけれども、夫婦で作品に取り組む写真は見ていてとても暖かい気持ちになれた。
ピカソ館を堪能して、また雨の園内を散策。数々のオブジェに息子は首を傾げている。これは一体何なの? そんなこと言われても、父さんだって何だか解らないよ。芝生の上に大の字に寝る銅像まであった。
さんざんオブジェを堪能し、彫刻の森美術館を後にする事に。
出口のトンネルを抜け、エスカレータで上に上がると、なんとミッフィーの顔をしたランプ群が。実は先程の「Where is miffy?」は、トンネル内の照明に使われているミラーボールの光がミッフィーになっていたのだ。そしてエスカレータ部分にもミッフィーのランプ。なんでこんなコラボになっているのかは不明だった。
彫刻の森美術館を後にして、再び箱根登山電車にのり、終点の強羅まで移動。強羅で昼食を摂り、今度はケーブルカーに乗る。これも生まれて初めて乗る。
ノンビリとケーブルカーは走り出す。
見た目は斜めの窓の普通の電車だけれども、レールに這わされたロープが車体を引っ張って行くらしい。いろいろどういう仕組みか考えて大体解ったけど、ここに書くと長くなりそうなので書かない。
ケーブルカーで終点の早雲山に到着すると、今度はロープウェイに乗り換え。
本当は絶景なんだろうけど、雲の中にゴンドラが突入して、全く景色は見えず、大涌谷駅へ。しかし、もの凄い霧というか、雲の中というか、そう言う状況なので、大涌谷は明日天気が良かったら行こうと言う事にして、次のロープウェイにそそくさと乗り換え。芦ノ湖畔、桃源台に向かう。
桃源台にホテルを取ってあるのだが、桃源台に着いた時点でまだ13時半すぎ。15時のチェックインにはまだ時間があるので、フリーパスで乗れる「箱根海賊船」に乗船することにした。
この船は実は昔の家族旅行で乗った事があるのだけれども、もうあれから数年経っているし、子供達もあまり覚えていないようだった。乗船すると木製の椅子の客室。なかなか趣がある。
後ろに座った外国人観光客の赤ちゃんにちょっかいを出され、焦る息子。親同士は言葉は通じないが、子供同士はなにか通じるモノがあるのか、結構はしゃいで遊んでいた。
この船に往復で乗船するとおおよそ1時間程度かかる。ずっと船室にいるのも退屈なので、息子とデッキに出てみたが、寒いわ、雨は冷たいわでそそくさと退散。下の写真は、息子の、「さみぃー! ツメテェー!」の図。
仕方がないので船内を散策。
結構船内は木目を基調としていて、なかなか趣が良い。ブラブラしていると、船は桃源台の港に戻ってきた。
船を降り立つと、もうそろそろ15時だったので、ホテルへ向かう事へ。桃源台の駅から徒歩5分という、雨の中ではナイスロケーションだった。
部屋に案内されると、和室と洋室に別れた結構広い部屋だった。ホテルの造り自体はだいぶ古いけど、結構ゆったり出来る。息子は早速ベットに何はともあれ背中からダイブ。
夕食はバイキング形式。
バイキング形式というと、たいしたことないと言う印象だったけど、ここの食事はとても美味しかった。夕食を終えて部屋に戻ると、そのまま横になり、気が付くと家族の誰よりも早く寝てしまった。なっと健康的なのだろう。
こういう訳で、箱根旅行の第一日は終了。
明日晴れることを夢見ながら、深い眠りに落ちていった。
(つづく)
箱根湯本に着くと、息子とお決まりの電車とのショットを撮って、一服するために一旦駅から出る。
箱根湯本と言えばこの光景でしょう。駅前はだいぶ雰囲気が変わってしまい、少々残念だけれども、この駅を横から眺める風景は変わらず。
しかし、残念ならがら、土砂降りの雨。雨男の本領発揮で家族から大ブーイングだが、めげずに先に進むことにする。
再び箱根湯本の駅にもどり、ここからは箱根登山電車へ。
実は僕はこの箱根登山電車に乗るのは生まれて初めて。どんなモノなのかワクワクしながら乗る。
三回のスイッチバック(急な斜面を登るため、進行方向を逆転して進むこと)をして、やって来ました彫刻の森美術館。実はここへは15、6年前にオートバイで夫婦でやって来た事がある。しかし当時は閉館時間ギリギリに来てしまい、ほとんど中を見ることが出来なかった。今回はそのリベンジも兼ねているのである。
入り口の横に出口のトンネルがあって、そこには「Where is miffy?」とあった。ミッフィーが何処かにいるのか? 一瞬考えたが、取りあえず園内を進むことに。相変わらず大雨だ。
園内を雨の中グルグル回って、やって来たのはピカソ館。以前は観ることが出来なかったので、今回は絶対来たかったのだ。10年以上越しの念願が叶った瞬間。
当然の事ながら、館内は撮影禁止なので、写真は無いけれども、ピカソの最後の奥さんと写った白黒写真群がとっても良かった。美術センスのない僕にはピカソの作品群はあまり理解出来ないけれども、夫婦で作品に取り組む写真は見ていてとても暖かい気持ちになれた。
ピカソ館を堪能して、また雨の園内を散策。数々のオブジェに息子は首を傾げている。これは一体何なの? そんなこと言われても、父さんだって何だか解らないよ。芝生の上に大の字に寝る銅像まであった。
さんざんオブジェを堪能し、彫刻の森美術館を後にする事に。
出口のトンネルを抜け、エスカレータで上に上がると、なんとミッフィーの顔をしたランプ群が。実は先程の「Where is miffy?」は、トンネル内の照明に使われているミラーボールの光がミッフィーになっていたのだ。そしてエスカレータ部分にもミッフィーのランプ。なんでこんなコラボになっているのかは不明だった。
彫刻の森美術館を後にして、再び箱根登山電車にのり、終点の強羅まで移動。強羅で昼食を摂り、今度はケーブルカーに乗る。これも生まれて初めて乗る。
ノンビリとケーブルカーは走り出す。
見た目は斜めの窓の普通の電車だけれども、レールに這わされたロープが車体を引っ張って行くらしい。いろいろどういう仕組みか考えて大体解ったけど、ここに書くと長くなりそうなので書かない。
ケーブルカーで終点の早雲山に到着すると、今度はロープウェイに乗り換え。
本当は絶景なんだろうけど、雲の中にゴンドラが突入して、全く景色は見えず、大涌谷駅へ。しかし、もの凄い霧というか、雲の中というか、そう言う状況なので、大涌谷は明日天気が良かったら行こうと言う事にして、次のロープウェイにそそくさと乗り換え。芦ノ湖畔、桃源台に向かう。
桃源台にホテルを取ってあるのだが、桃源台に着いた時点でまだ13時半すぎ。15時のチェックインにはまだ時間があるので、フリーパスで乗れる「箱根海賊船」に乗船することにした。
この船は実は昔の家族旅行で乗った事があるのだけれども、もうあれから数年経っているし、子供達もあまり覚えていないようだった。乗船すると木製の椅子の客室。なかなか趣がある。
後ろに座った外国人観光客の赤ちゃんにちょっかいを出され、焦る息子。親同士は言葉は通じないが、子供同士はなにか通じるモノがあるのか、結構はしゃいで遊んでいた。
この船に往復で乗船するとおおよそ1時間程度かかる。ずっと船室にいるのも退屈なので、息子とデッキに出てみたが、寒いわ、雨は冷たいわでそそくさと退散。下の写真は、息子の、「さみぃー! ツメテェー!」の図。
仕方がないので船内を散策。
結構船内は木目を基調としていて、なかなか趣が良い。ブラブラしていると、船は桃源台の港に戻ってきた。
船を降り立つと、もうそろそろ15時だったので、ホテルへ向かう事へ。桃源台の駅から徒歩5分という、雨の中ではナイスロケーションだった。
部屋に案内されると、和室と洋室に別れた結構広い部屋だった。ホテルの造り自体はだいぶ古いけど、結構ゆったり出来る。息子は早速ベットに何はともあれ背中からダイブ。
夕食はバイキング形式。
バイキング形式というと、たいしたことないと言う印象だったけど、ここの食事はとても美味しかった。夕食を終えて部屋に戻ると、そのまま横になり、気が付くと家族の誰よりも早く寝てしまった。なっと健康的なのだろう。
こういう訳で、箱根旅行の第一日は終了。
明日晴れることを夢見ながら、深い眠りに落ちていった。
(つづく)
Nikon D90+AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR
AiAF NIKKOR 35mm F2D
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プロフィール
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誕生日:
1972/11/25
職業:
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趣味:
多数
自己紹介:
若い頃は転々と職を変え、一時は教習所の教官を経験するも、結局古巣の建設業に戻り、現場監督から、現在は設計者に。
酒と煙草と家族と亀を愛するアラフォー万年平社員。
そして職歴と同じようにブログも転々とし、三度地面の下から復活。殆ど時事ネタを書かない、情報としては全く価値のない私的な内容を送る、読んでも全くタメにならない、どーしよーもないこのブログへようこそ。
※写真はクリックすると少し大きく表示されます。
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