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葛藤と逡巡と妬みと嫉みと
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 一昨年の山梨紀行の時、僕はわざと車を東京方面から富士山をぐるりと回るように静岡に抜けて東京へ帰るルートを通った。車内では家族は富士山の話題が何度も上がり、富士山、フジサン、ふじさん~、とうるさかったので、ちょっと耳に入る音を変えたいと思って、子供達に、「富士山に点々を付けると?」と聞いたら、娘と息子で、「ブジザ~ン!!」と合唱した。

 そういう事を覚えていたのかどうか解らないが、先週、夏休みの最後にサッカーのクラブチームの合宿に山梨へ行った息子が、僕へのお土産で、「富士山君」と言う(のかどうかは解らないけど)飴の入った巾着袋を買って来てくれた。

ぶじざん君


 僕がこれを貰った時には、中の飴はすでに3個しかなくなっており、結局買ってきた本人がお土産の中身をほとんど食べてしまったのだけれども、パパは毎日これを会社に持っていって、何か大切な事があるときに中の飴を食べるから、お前はこの巾着袋の中から飴が無くなってしまわないように補充しろ、と言いつけたら、今日、初めての飴の補充が息子からあった。
 すでに残りの飴は1個となっており、息子が補充を忘れていたらどうしようかと思っていたのだけれども、ちゃんと覚えていたらしくて、ぺちゃんこになっていた富士山君は、今、パンパンに太っている。
 基本(息子が言うには)ラッキー味のサイダーの飴なのだけれども、スーパー・ラッキー・ドロップとして、1個だけ「コーラ味」が入っているという。

 実は、この巾着袋の名前なんて、勝手に「富士山君」と呼んでいるけれども、本当の所は知らない。でも、なんとなく、一昨年の事を思い出して、
「よし、この袋の名前は『ブジザン君』にしよう」
 と僕が宣言して、晴れて今日から彼の名前は「ブジザン君」になった。

 明日以降もこの「ブジザン君」に飴を満載して僕は会社に行く(明日は代休だけども)。

 飴が食べたくなったら僕に言うといい。
「ブジザン君」から幸運の飴を君に分けてあげよう。

 どんな味の飴が出てくるかは保証出来ないけれども。

 

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性別:
男性
誕生日:
1972/11/25
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会社員
趣味:
多数
自己紹介:
 若い頃は転々と職を変え、一時は教習所の教官を経験するも、結局古巣の建設業に戻り、現場監督から、現在は設計者に。
 酒と煙草と家族と亀を愛するアラフォー万年平社員。

 そして職歴と同じようにブログも転々とし、三度地面の下から復活。殆ど時事ネタを書かない、情報としては全く価値のない私的な内容を送る、読んでも全くタメにならない、どーしよーもないこのブログへようこそ。

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