昼寝をタップリとしたせいか、昨晩なかなか寝付けずに、「自分にとって、写真って一体何なんだろう?」って、妙に哲学的な事(なのか?)を考えた。はっきり言って無駄な思考なんだけどさ。
中学生の頃、写真をやっていたのは以前にも書いた。部活で現像出来る白黒フィルムに始まって、というか中学の部活で初めて自分で現像が出来るというのを知ったんだけど、それだけにとどまらず、ガキのくせに高価なリバーサル・フィルム(ネガにならない、現像するとそのままスライドに映写できるようになっているポジフィルム)に手を出して、やれ晴れた日にはコダクローム64が良いだの、曇った日にはエクタクロームだよねだとかシッタカを言っていた。原点に立ち返って見ると、そういう時代を生きてきたからに他ならないんだけど、じゃあ、その原点のきっかけは? 何で写真を撮るようになったの? そんなガキンチョが親にねだって一眼レフなんて当時は(多分今でも)買って貰わないよね?
子供の頃、おじさんが使っていた、モナカのようなカタチの、カードリッジ式のフィルムを入れる(110っていうのかな)オモチャのようなカメラで、自宅の側を走る西武新宿線を撮っていたのは覚えている。確か当時は黄色の電車に混じって、赤とクリーム色のツートンカラーの電車が走っていた。電車が好きだったし、スーパーカーも好きだった。滅多に見ないけど、街でランボルギーニとか見たら、写真を撮っていた。いや、本当に滅多に見なかったけどね、カウンタックは。ミウラだって見なかったな。せいぜいその形をした消しゴムを見て溜息を吐くばかり。そう言えばコカコーラの王冠の裏に(当時はガラス瓶だったのだよ)スーパーカーの絵が描いてあって、アレはアレで燃えたなぁ。ミウラはパンダみたいで好きじゃなかった。やっぱりウイングの付いてるカウンタックのLP500だよなぁ、なんて言ってたな。あの頃はやってたゲームはドンキーコングだった……技は「シングロモント」(遠い目)。
もの凄く話が逸れた。話を戻そう。
で、僕が写真にのめり込んだきっかけを探ろうと、今、旧友なっくに電話したら出なかった。と、思ったらコールバックしてきて話した。なっくは僕がOMシステムにのめり込むきっかけを作った男だ。彼に「俺はどうして一眼レフなんて買ったんだろう?」と率直に聴いたら、「それは多分ね……」と、話してくれて、その話を聞いまるで走馬燈のように(死ぬのか?)当時の思い出がフラッシュバックしてきて、全てを思い出した。そうそう、そもそもは天体写真を撮る為に、望遠鏡にカメラをくくりつける為に一眼レフを買ったんだった!! と、いいつつ、天体写真は撮らなかったけど(苦笑)。だって望遠鏡持ってなかったんだもん。
でも、その後従兄弟から望遠鏡を貰うんだけど、その望遠鏡は一眼レフを取り付ける事が出来なくて(多分マウントを買えば付けられたのかも知れない)、結局天体写真は、いともあっさりと簡単に諦めて、じゃあ、鳥を撮ろう!! と言う事になったと思う。精一杯頑張って200mm位の望遠レンズを使って、鳩とかカラスとか撮ってて、夢はカワセミを撮影する事だったんだけど、カワセミの棲んでいるような清流に行くこともなく、しかも200mm程度の望遠では鳩やカラスさえも大きく写せる技術もなく、鳥を撮るのもあっという間に挫折して、他人になんの感動も与えられないようなスナップ写真を撮るようになって今に至っているのだ。
昔から人を撮るのは苦手だった。
まず人間を撮るのは苦手で、水道の蛇口とか、スプリンクラーの栓とか、そんなのばっかり撮っていた。ついこの間、女性陣の社員証の写真を撮る機会があったのだけれども、何回も撮って結局出来上がった社員証を見て「美しく撮ってくれて本当にアリガトウゴザイマス」と嫌味なのかな、そんな事も言われた。大体100枚写真を撮って、家族以外の人間を主題で撮るのは0.15枚くらいかな(数字に根拠はなし)。それくらい人物を撮るのは苦手で、未だに人物を撮るのを避けている感がある。2~3年ほど前、ある床屋さんのカットモデルをやっていた事があって、その理容師さん(女性)の写真を撮らせて欲しいと頼んで断られた事がトラウマになっているのかもしれない(嘘)。
今、まあせいぜい一日に30人程度しか訪れないブログに、こうやって細々と自分で撮ったつまらない写真をアップロードしているが、自己満足以外の何者でもないのは皆さんお判りの通り。でも止めないのは何故なんだろう?
とどのつまり(in the end)、
写真は……僕にとって収集なんだと思う。
「いいな」と思ったモノ、「かっこいいな」と思ったモノ、「これ欲しいな」と思ったモノ。
無尽蔵にお金を持っているのならば、全てを買って帰って自分の家に飾ることが出来るだろうけど、さすがにそんな訳にはいかない。街で見つけたカラフルなペーパータオル、バケツ、洋服達。池に浮かぶ白鳥型のボート、公園のベンチ、信号、水槽に泳ぐフグ、黒板の看板、洋服屋に並ぶ帽子達……ぜーんぶ欲しい。でもそれは叶わない。だからせめて僕はそれらを小さな暗箱に閉じ込めるのだ。
……そう、僕にとって写真はコレクション。宝箱なのだ。
中学生の頃、写真をやっていたのは以前にも書いた。部活で現像出来る白黒フィルムに始まって、というか中学の部活で初めて自分で現像が出来るというのを知ったんだけど、それだけにとどまらず、ガキのくせに高価なリバーサル・フィルム(ネガにならない、現像するとそのままスライドに映写できるようになっているポジフィルム)に手を出して、やれ晴れた日にはコダクローム64が良いだの、曇った日にはエクタクロームだよねだとかシッタカを言っていた。原点に立ち返って見ると、そういう時代を生きてきたからに他ならないんだけど、じゃあ、その原点のきっかけは? 何で写真を撮るようになったの? そんなガキンチョが親にねだって一眼レフなんて当時は(多分今でも)買って貰わないよね?
子供の頃、おじさんが使っていた、モナカのようなカタチの、カードリッジ式のフィルムを入れる(110っていうのかな)オモチャのようなカメラで、自宅の側を走る西武新宿線を撮っていたのは覚えている。確か当時は黄色の電車に混じって、赤とクリーム色のツートンカラーの電車が走っていた。電車が好きだったし、スーパーカーも好きだった。滅多に見ないけど、街でランボルギーニとか見たら、写真を撮っていた。いや、本当に滅多に見なかったけどね、カウンタックは。ミウラだって見なかったな。せいぜいその形をした消しゴムを見て溜息を吐くばかり。そう言えばコカコーラの王冠の裏に(当時はガラス瓶だったのだよ)スーパーカーの絵が描いてあって、アレはアレで燃えたなぁ。ミウラはパンダみたいで好きじゃなかった。やっぱりウイングの付いてるカウンタックのLP500だよなぁ、なんて言ってたな。あの頃はやってたゲームはドンキーコングだった……技は「シングロモント」(遠い目)。
もの凄く話が逸れた。話を戻そう。
で、僕が写真にのめり込んだきっかけを探ろうと、今、旧友なっくに電話したら出なかった。と、思ったらコールバックしてきて話した。なっくは僕がOMシステムにのめり込むきっかけを作った男だ。彼に「俺はどうして一眼レフなんて買ったんだろう?」と率直に聴いたら、「それは多分ね……」と、話してくれて、その話を聞いまるで走馬燈のように(死ぬのか?)当時の思い出がフラッシュバックしてきて、全てを思い出した。そうそう、そもそもは天体写真を撮る為に、望遠鏡にカメラをくくりつける為に一眼レフを買ったんだった!! と、いいつつ、天体写真は撮らなかったけど(苦笑)。だって望遠鏡持ってなかったんだもん。
でも、その後従兄弟から望遠鏡を貰うんだけど、その望遠鏡は一眼レフを取り付ける事が出来なくて(多分マウントを買えば付けられたのかも知れない)、結局天体写真は、いともあっさりと簡単に諦めて、じゃあ、鳥を撮ろう!! と言う事になったと思う。精一杯頑張って200mm位の望遠レンズを使って、鳩とかカラスとか撮ってて、夢はカワセミを撮影する事だったんだけど、カワセミの棲んでいるような清流に行くこともなく、しかも200mm程度の望遠では鳩やカラスさえも大きく写せる技術もなく、鳥を撮るのもあっという間に挫折して、他人になんの感動も与えられないようなスナップ写真を撮るようになって今に至っているのだ。
昔から人を撮るのは苦手だった。
まず人間を撮るのは苦手で、水道の蛇口とか、スプリンクラーの栓とか、そんなのばっかり撮っていた。ついこの間、女性陣の社員証の写真を撮る機会があったのだけれども、何回も撮って結局出来上がった社員証を見て「美しく撮ってくれて本当にアリガトウゴザイマス」と嫌味なのかな、そんな事も言われた。大体100枚写真を撮って、家族以外の人間を主題で撮るのは0.15枚くらいかな(数字に根拠はなし)。それくらい人物を撮るのは苦手で、未だに人物を撮るのを避けている感がある。2~3年ほど前、ある床屋さんのカットモデルをやっていた事があって、その理容師さん(女性)の写真を撮らせて欲しいと頼んで断られた事がトラウマになっているのかもしれない(嘘)。
今、まあせいぜい一日に30人程度しか訪れないブログに、こうやって細々と自分で撮ったつまらない写真をアップロードしているが、自己満足以外の何者でもないのは皆さんお判りの通り。でも止めないのは何故なんだろう?
とどのつまり(in the end)、
写真は……僕にとって収集なんだと思う。
「いいな」と思ったモノ、「かっこいいな」と思ったモノ、「これ欲しいな」と思ったモノ。
無尽蔵にお金を持っているのならば、全てを買って帰って自分の家に飾ることが出来るだろうけど、さすがにそんな訳にはいかない。街で見つけたカラフルなペーパータオル、バケツ、洋服達。池に浮かぶ白鳥型のボート、公園のベンチ、信号、水槽に泳ぐフグ、黒板の看板、洋服屋に並ぶ帽子達……ぜーんぶ欲しい。でもそれは叶わない。だからせめて僕はそれらを小さな暗箱に閉じ込めるのだ。
……そう、僕にとって写真はコレクション。宝箱なのだ。
OLYMPUS OM-1+G.ZUIKO 50mm F1.4
Kodak TRI-X400 FILM (EI200)
Kodak TRI-X400 FILM (EI200)
今日もの凄く久し振りに映画を観た。息子と一緒に「イナズマイレブン」という3Dアニメ。
久し振りの映画がアニメでしかも3D。3D映画と言えば、昔見たディズニーランドの「キャプテンEO」以来。息子もそうだけれども僕もワクワクしながら待った。
感想は……。
確かに飛び出してくるんだけど、なんだか平面が飛び出してくる感じ。立体感というよりは「飛び出す絵本」みたいな感じ。「キャプテンEO」もそんな感じだったかなぁ。
ま、それでも楽しく観賞できました。相変わらず「イナズマイレブン」はサッカーのマンガとは言えないと思ったけど。
久し振りの映画がアニメでしかも3D。3D映画と言えば、昔見たディズニーランドの「キャプテンEO」以来。息子もそうだけれども僕もワクワクしながら待った。
感想は……。
確かに飛び出してくるんだけど、なんだか平面が飛び出してくる感じ。立体感というよりは「飛び出す絵本」みたいな感じ。「キャプテンEO」もそんな感じだったかなぁ。
ま、それでも楽しく観賞できました。相変わらず「イナズマイレブン」はサッカーのマンガとは言えないと思ったけど。
OLYMPUS OM-1+G.ZUIKO 50mm F1.4
Kodak TRI-X400 FILM (EI200)
Kodak TRI-X400 FILM (EI200)
今日、運転免許証の更新に行ってきました。なんだか免許証のデザインが変わっていたり、ICチップが入っていたり、四輪の免許が中型になっていたりと、驚きの連続でした。で、一番不思議に思ったのが、条件欄に書いてあるこの一行
中型車は中型車(8t)に限る
って、この日本語、おかしくないか?
「中型車は中型車」って意味も良く分かんないし、「(8t)に限る」って、中型車は8tの車しか運転しちゃいけないみたいだぞ? 5tとかだめなの? って感じ。「(8tまで)に限る」とか「(8t以下)」に限るとかじゃないのかな? なんて素朴な疑問を持った。受付後の講習開始までまで1時間近く待たされたからイライラしているのかも(笑)
今日は良いこともあった。
スキャンに出していた自家現像第1回のネガがデータの入ったCDと共に帰って来た。早速いそいそとファイルを開いてみる。うんうん中々良い発色だぞと自画自賛する。白と黒の濃度が良くって、これぞ白黒写真!! って感じで良い。これからこの現像データを参考に自家現像をしていこうと思う。
中型車は中型車(8t)に限る
って、この日本語、おかしくないか?
「中型車は中型車」って意味も良く分かんないし、「(8t)に限る」って、中型車は8tの車しか運転しちゃいけないみたいだぞ? 5tとかだめなの? って感じ。「(8tまで)に限る」とか「(8t以下)」に限るとかじゃないのかな? なんて素朴な疑問を持った。受付後の講習開始までまで1時間近く待たされたからイライラしているのかも(笑)
今日は良いこともあった。
スキャンに出していた自家現像第1回のネガがデータの入ったCDと共に帰って来た。早速いそいそとファイルを開いてみる。うんうん中々良い発色だぞと自画自賛する。白と黒の濃度が良くって、これぞ白黒写真!! って感じで良い。これからこの現像データを参考に自家現像をしていこうと思う。
OLYMPUS OM-1+G.ZUIKO 50mm F1.4
Kodak TRI-X400 FILM (EI200)
D-76 1:1 20℃ 10min.
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D-76 1:1 20℃ 10min.
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プロフィール
HN:
Ocha
年齢:
51
HP:
性別:
男性
誕生日:
1972/11/25
職業:
会社員
趣味:
多数
自己紹介:
若い頃は転々と職を変え、一時は教習所の教官を経験するも、結局古巣の建設業に戻り、現場監督から、現在は設計者に。
酒と煙草と家族と亀を愛するアラフォー万年平社員。
そして職歴と同じようにブログも転々とし、三度地面の下から復活。殆ど時事ネタを書かない、情報としては全く価値のない私的な内容を送る、読んでも全くタメにならない、どーしよーもないこのブログへようこそ。
※写真はクリックすると少し大きく表示されます。
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