朝から仲良し

　ヤドカリ達は朝から仲が良さそうです。何でだろう？

　ヤドカリ観察日記になりつつある今日この頃……。

仲良き事は美しき哉

　いつも喧嘩ばかりしているヤドカリ二匹。
　しかし、ふと見ると二匹で仲良く並んで休んでいる姿もちらほら。仲が良いのか悪いのか解らないけど、まあ、こうやって仲良く並んでいる姿を見るのは微笑ましい限りですね。

夢見るヤドカリ

　ヤドカリちゃん（小さい方）はいつも高いところに登って、隣に置いてある金魚の棲んでいる水槽を眺めている。
　今日はヤドカリさん（大きい方）の背中に登って眺めていた。

　もしかしたら、ヤドカリちゃんは隣の水槽を眺めて、海を夢見ているのかもしれない。

ヤドカリさん、お引っ越しする。

　テレビを見ている隙に、ヤドカリ君が貝殻を替えていた。あれっ？　と思って見ていると、暫くもぞもぞと動き回り、しかしどうやら新しい貝殻が気に入らなかったのか、元の貝殻に戻った。
　下の動画はその、元の貝殻に戻る瞬間を捉えた物。一瞬だけれどもヤドカリ君の貧弱な可愛いお尻が見える。

　我が家に置いてある貝殻のバリエーションが悪いのだろうか。明らかに彼は新しい住処を欲していると思うのだけれども、海に行く予定もないし、どうにかして新しい貝殻を調達しなくては、と思う僕であった。

遊ぶヤドカリ

　僕が夜勤の時に奥様が撮影したヤドカリムービー。

　本人は遊んでいる訳ではないのかもしれないけれど、楽しそうに見えます。

ヤドカリが、我が家に宿を借りに来た

「ヤドカリを先生から貰ってきた」
　仕事中に息子（小４）から電話があった。僕は「はぁっ？」と聞き返した。
「ヤドカリって、お前、ウチにはカメもいるし、金魚もいるじゃないか」
　半ば呆れながら僕が言うと、
「イイじゃん。完全水棲の金ちゃん（金魚のこと）と水陸両用のカメ太（カメのこと）と、砂場に生きるヤドカリで地上完全制覇じゃん」
　……意味が解らない。
「誰が面倒見るんだ？」
　父親の威厳を最前面に押し出すように僕は言った。「カメも金魚もマリモも結局パパが面倒見てるけど？」
　すると息子は「ふぅ」と小さな溜息を吐いて言った。
「大丈夫だよ。かわいいから」
　なにが大丈夫なのか、全く質問の答えになっていない。

　検査前の残業をこなして帰宅すると、その水槽は金魚の水槽の隣に堂々と鎮座していた。少しイラッとしながら僕が水槽を覗き込むと、丁度ヤドカリが動き出した。ヤドカリは水槽の端に置いてあった空の貝の側まで歩くと、突然お尻を貝からよっこらしょと出して、隣の貝に家を乗り換えた。

「……結構……カワイイじゃないか」
　缶ビールのプルタブを捲りながら僕は独りごちた。

　今、僕の目の前には三種類の動物様の餌の瓶が並んで、コンピューターの画面には「ヤドカリの飼い方」のウェブページが表示されている。
　また家族が２匹増えた。